やめろとかいらないの功罪


オシムの代表ってどんなチームになるんだろう。(就任の正式発表はまだですが。)
これまでの監督と選考基準が違ってくるはず、というのが漠然とした感覚で自分の中に漂っていつつも、こんなチームっていうのが出てこない。聞こえ始めたコメントや千葉のチーム作りを見ても地に足のついたチームつくりが行われていくというのは間違いないことでしょう。「出来ることをやる。出来ないものはできない。ただし、取り組む姿勢が無い者は論外。」って感じでしょうか。



ちょっと前の浦議のメインに出ていましたが、オシム語録の中で
『誰かを「不要だ」などと言う人間は、いつか自分もそういう立場に陥るようになる。人生とはそういうものだ。その時、自分はどう感じるか、考えてみるがいい。』というものがあります。

うーん、あまりに含蓄のある言葉です。オシムの口から発せられたということで更に重みを感じてしまう。(自分は国立での市原戦でオシムうちわをもらいにホーム側の入口まで行ったことがあります。配布の人が怪訝な顔をしていましたが当時からすごい監督だとおもっていたものでオシム語録の入ったうちわが欲しかったんですよね。)

引用の発端はメインの発言中に「選手の誰それはいらない」とか、「あいつを切って誰それを取れ」とかのある意味ありがちなものがあったことでした。生まれてから一度も「あいついらない」とか「おまえ、邪魔」とか冗談も含めて言ったことの無い人はいるでしょうか?自分はあります。最近もそう思うことがありました。(口には出してないですけどね)


オシムジャパンということで、まずは最初の選手選考が楽しみになってきました。